最近思うことその二

私が最近ストレスを感じているのは、自分より年が離れている子たちと一緒にいるからではなくて、医学科の人間と一緒にいるからだと思った。

国立とはいえども、やはりボンやお嬢が多いのは事実。だから誰かいないと何もできない依存心が強い生き物なくせに、プライドだけは人一倍高くて本当に厄介です。

そういえば他科の友人が言ってた。「医学科の人は他科の人を見下ろしてる。私はそういう経験をした。」と。
うちの大学には、一年の時に全科まとめて行う授業があり、その目的は将来医療チームの一員として働くために、他の職種の人たちと仲良くやっていく（つまり医師・薬剤師・看護師などが対等に連携してチーム医療を行っていく）ということを学ぶために実施されている授業であるが、よりによってその授業の時にそういう思いをさせられた「何か」を医学科の人に言われたらしい。

確かに厳しい受験勉強を勝ち抜いてきたけど、自分は「勝者」だとでも思っているのでしょうか？
確かに悪いのは彼らだけではない。医者がピラミッドの頂点みたいな風潮を作ってしまった社会にも問題はある。おそらく医師の大半が「自分さえいれば何とかなる」と思ってるのではないかと思う。確かに法律上はそう。医師の承諾がないと調剤できないし投薬内容も変更できない、つまり医師の言うとおりにしか医療行為ができない。だけど医師の人には気づいて欲しい。いったい誰が投薬内容の不備（併用禁忌とか）や、注射薬の間違いに気づいて、医療過誤が防がれているのかを。

かつて私が正社員として勤務していたころ、近所の公的病院で医師の注射薬の投薬ミスによる医療事故があった。それは注射薬の名前を間違えたものだったが、患者に投薬ざれるまでに、注射処方箋を受け取った薬剤師と実際に注射した看護師の双方から、医師に投薬内容がおかしいと指摘があったのだ。しかし医師が「それでいい」といえばそうせざるを得ない。結局医療事故となってしまった。

案外知らないんですよ、医師って。薬のこととか、患者さんが今何をして欲しいと思ってるのか…自分のためにも、将来薬剤師や看護師となる友人は絶対いたほうがいいと思うんだけどなあ…

ちなみに私はというと、ぶっちゃけ他科の子といるほうが何でも話せて気分的には楽でーす☆最近はそっちに逃げてます。

もしかしたらうちの学年だけが特殊なのかも…現役の割合は例年の三倍だし、再受験者も少ない…今年の一年は結構平均年齢高めらしいので、あんまり辛くなったら休学して一個学年をずらそうかとも最近思ってます…