不器用というか、面倒なのか…

私の経験上、この職業の人って案外面倒くさがりというか、不器用な人が多いと思う。（特に男。）軟膏詰めとか一包化とか、面倒なことはたいていこっちに回ってくる…

というか、やって欲しいなら「やって」と直接言ってもらいたい。延々と見知らぬふりして患者さんを待たせて、こっちが慌てるのを見てから「ごめーん、気づかなかった。」って言われても信用できませんよ…

最初の職場の話。国家公務員やから、コルホーズ・ソフホーズの世界で「やってもやらなくても給料は一緒」っていう魂胆が丸見え。
そこでは軟膏調剤と麻薬調剤が不人気で、順番に処方せんが並んでいるにもかかわらずみんなそれをとばす。（特に年配の男性職員）で、見るに見かねた女性職員が仕方なく調剤する、といった感じで…（思うに女性のほうが責任感が強いのか生真面目なので、そうなってしまうのではないかと思う。）順番を飛ばしたのを一回目撃してしまったのだけど、悪びれた様子もなく「あ、みつかっちゃった」とおどけられた。（しかも30歳以上年上の先生に…）

あれから私も職場を変え、いろいろな人と仕事をしているが、今の職場に落ち着いたのはそういう男性職員がいないからだと思う。彼らは本当に熱心で、年下の人もいるけど本当に頭が下がる。そういう人は患者さんにも慕われてるしね☆

ちなみに、前述の男性薬剤師以外にも何人かの変わった人はいましたね〜なんて言うんだろ、野望が大きいというか。野望が大きいのはいいんだけど、理想論を掲げるのも勝手にしろって感じなんだけど、今目の前にある仕事ひとつこなせない人がそんな野望持っててもしょうがないんじゃないって感じで見てた。
「自分は調剤するために薬剤師になったんじゃないんだ。」とか「錠剤そろえるのは女の仕事だから、服薬指導だけやりたい。」とかいろんなことを言っていろんなことをサボってたなあ…まあそういう人たちは当然社内でも相手にされてなかったけど。てか調剤やらなかったら薬剤師として入ったイミないんじゃない？

彼らはその後どうなったのでしょう？これじゃ独立して自分の店を持ってもうまくいかないのが分かるが…

とにかく。今はそんな人がいないので平和なのです♪
ちなみに、自分は人間嫌いなので、服薬指導よりも軟膏つめたり一包化したりするほうが好きです☆